このようなトラブルでお困りではありませんか

よくある症状パターン

「昨日まで普通に使えていたのに、今朝から突然パソコンの動きが重くなった」「Excelを開くだけで数分かかる」「クリックしてから反応するまでに時間がかかる」——業務用パソコンの動作が急に遅くなるトラブルは、事務所・オフィスでよく起きる問題のひとつです。

パソコンの動作が遅くなる原因は一つではなく、複数の要因が重なっていることも少なくありません。まず自分でできるセルフチェックを試したうえで、改善しない場合は専門業者に診てもらうことをおすすめします。

動作が遅くなる主な原因

1. ストレージ(HDD/SSD)の空き容量不足

Windowsは、内部処理に使う「仮想メモリ」をストレージ上に確保します。Cドライブの空き容量が全体の10〜15%を下回ると、この仮想メモリが確保しにくくなり、動作が著しく遅くなります。不要なファイルやアプリを削除するだけで改善することがあります。

2. 常駐ソフト・スタートアップアプリの増加

パソコンを使い続けると、バックグラウンドで常に動き続けるソフトが増えていきます。起動時に自動的に立ち上がるアプリ(スタートアップ)が多くなると、起動後しばらく動作が重くなる、または常時CPUやメモリを消費してしまいます。

3. HDD/SSDの経年劣化

HDDは一般的に3〜5年、SSDは5〜7年程度で劣化が進みます。特にHDDは劣化が進むとデータの読み書き速度が大幅に低下し、動作の遅さや異音・フリーズにつながります。劣化したHDDをそのまま使い続けるとデータが消失するリスクもあるため、早めの対処が必要です。

4. メモリ(RAM)の不足

Windows 10/11を快適に動かすには、最低でも8GB(業務用途なら16GB推奨)のメモリが必要です。搭載メモリが不足している場合、複数のアプリを同時に開くと動作が極端に遅くなります。

5. マルウェア・ウイルスの感染

ウイルスやアドウェアがバックグラウンドで不正な処理を行い、CPUやメモリを大量に消費することがあります。セキュリティソフトでのスキャンを定期的に行いましょう。

まずやってみる5つのセルフチェック

1
タスクマネージャーでCPU・メモリ・ディスク使用率を確認

Ctrl+Shift+Escでタスクマネージャーを開き、「パフォーマンス」タブを確認します。CPU・メモリが常時90%以上、またはディスクが100%になっている場合は、原因のアプリを「プロセス」タブで特定してください。

2
Cドライブの空き容量を確認・整理

エクスプローラー→「PC」でCドライブの使用状況を確認します。空き容量が全体の15%未満なら、「ディスクのクリーンアップ」(スタートメニューで検索)を実行してください。

3
スタートアップアプリを整理する

タスクマネージャー→「スタートアップ」タブを開き、不要なアプリを右クリックして「無効にする」を選択します。次回起動時から自動起動しなくなります。

4
Windows Updateを確認・完了させる

設定→「Windows Update」でアップデートが保留中になっていないか確認します。更新プログラムが途中の状態でも動作が遅くなります。更新後に再起動してください。

5
セキュリティソフトでウイルススキャンを実行

Windows Defenderまたは導入済みのセキュリティソフトでフルスキャンを実行してください。スキャン中は動作が遅くなるため、業務終了後など負荷の少ない時間帯に行うのがおすすめです。

セルフチェックで改善しない場合の対処法

HDDから「カチカチ」「カランカラン」といった異音がする場合は、物理障害の前兆の可能性があります。すぐに電源を切り、データのバックアップと専門業者への相談を優先してください。通電を続けるとデータが取り出せなくなるリスクがあります。

上記のセルフチェックで改善しない場合、次の対処を検討してください。

  • HDD→SSD換装:古いHDDをSSDに換装することで、起動・読み書き速度が大幅に改善します。既存のデータをそのまま移行することも可能です。
  • メモリ増設:現在のメモリ容量が8GB未満の場合、16GBへの増設が有効です。機種によっては増設できない場合もあります。
  • OS再セットアップ:長期間使用でシステムファイルが肥大化している場合、クリーンインストールが根本的な解決策になることがあります。

修理・アップグレードの費用目安

対応内容費用目安(部品代込み)改善効果
HDD→SSD換装(データ移行込み)15,000〜25,000円起動・動作速度が大幅改善
メモリ増設(8GB→16GB)8,000〜15,000円複数アプリ同時使用が快適に
OS再セットアップ(データバックアップ込み)15,000〜25,000円システムの根本的な最適化
診断・クリーンアップ作業のみ5,000〜8,000円不要ファイル削除・設定最適化

※費用はあくまで目安です。機種・症状・作業内容によって前後します。訪問診断の結果をもとにお見積りをご案内します。

よくある質問

タスクマネージャーはどう開きますか?

Ctrl+Shift+Escキーを同時押しするか、タスクバーを右クリックして「タスクマネージャー」を選択してください。「パフォーマンス」タブでCPU・メモリ・ディスクの使用率が確認できます。

ストレージの空き容量はどのくらい必要ですか?

Windowsが快適に動作するには、Cドライブの空き容量が全体の15〜20%以上あることが目安です。空き容量が10%を切ると動作が遅くなりやすくなります。

古いパソコンは買い替えた方がよいですか?

購入から5〜7年以上経過し、メモリ増設やSSD換装でも改善しない場合は、買い替えを検討する時期といえます。ご不明な場合はお気軽にご相談ください。

メモリの増設はどのくらい費用がかかりますか?

メモリモジュール代(4〜8GB増設で3,000〜8,000円程度)+取付作業費が目安です。機種によっては増設できない場合もあるため、事前に確認が必要です。

SSD換装でどのくらい速くなりますか?

HDDからSSDに換装すると、起動時間が30〜60秒から10秒以内になるケースが多く、アプリの起動やファイルコピーも大幅に速くなります。

岩手・東北でパソコンの動作遅延にお困りなら

デジタルテクニカルサポートは、岩手県一関市を拠点に、宮城・山形・秋田を含む東北4県に訪問対応しています。「何が原因か分からない」「自分では直せなかった」という場合でも、まずはお電話またはLINEでご相談ください。現地での診断から対応まで一括してご案内します。